2024年11月07日
サステナビリティ
グリーンボンド発行のお知らせ
稲畑産業株式会社(代表取締役社長 稲畑 勝太郎、東京都中央区 以下、当社)は、当社として初となるグリーンボンドを2024年12月以降に発行する予定です。本日、当該グリーンボンドの発行に関し、訂正発行登録書を関東財務局長に提出しましたので、お知らせ致します。
1. グリーンボンド発行の背景と目的
当社は、2022年6月に、事業活動における温室効果ガス(GHG)排出量を2050年度までにネットゼロ(実質ゼロ)にする「2050年カーボンニュートラル宣言」を発表し、同時に、6つのマテリアリティ(優先的に取り組むべき重要課題)を特定しました。
こうした中長期的な目標・課題に取り組むべく、2024年4月より、2027年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画『New Challenge 2026』(以下、『NC2026』)を推進しています。
『NC2026』の中では、6つのマテリアリティに対処する「サステナビリティ戦略」として「事業活動におけるカーボンニュートラルの達成」、「事業を通じた地球環境への貢献」等を掲げており、具体的なKPIとして「2027年3月期にGHG排出量(スコープ1、2)を2023年3月期比25%削減」や「環境関連ビジネスの売上高1,000億円達成」などを目指しています。
また、「財務戦略」の一つとして、「サステナビリティ・ファイナンスを含めた資金調達手段の多様化」を掲げており、本グリーンボンドの発行はこうした戦略に沿ったものとなります。
2024年7月にはグリーンローンによる調達を実施しておりますが、今回のグリーンボンドによる資金調達によって、カーボンニュートラルや事業を通じた地球環境への貢献など、持続的な価値創出に向けた取組みをより一層加速させていきます。
【ご参考】
・サステナビリティ中期計画2026
2. 本グリーンボンドの概要
発 行 年 限 | 中長期年限(予定) | ||
発 行 総 額 | 75億円(予定) | ||
発 行 時 期 | 2024年12月以降 | ||
資 金 使 途 | ・ バイオマス発電所の建設資金
・ 環境負荷低減、防災対応力を高めた東京本社ビルの新築(建替え)資金 |
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主幹事証券会社 | 野村證券株式会社、みずほ証券株式会社、SMBC日興証券株式会社、 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 |
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ストラクチャリング ・エージェント |
野村證券株式会社 | ||
第三者評価 | 株式会社格付投資情報センター(R&I) |
当社は本グリーンボンドの発行にあたり、グリーンボンド原則2021(ICMA)等に準拠したグリーンファイナンス・フレームワークを策定しており、原則等に適合している旨のセカンドオピニオンをR&Iより取得しています。
・グリーンファイナンス・フレームワーク
・R&Iによるセカンドオピニオン
【ご参考】
・当社の気候変動に関する方針・基本的な考え方
・「2050年カーボンニュートラル宣言」を発表
・中期経営計画『New Challenge 2026』
・「バイオマス発電事業への投資に係る新会社設立のお知らせ」
・「東京本社ビル建替えのお知らせ」
本リリースに関するお問い合わせ先
■本社債について
財務経営管理室 資金部
Email:shikin.tokyo@inabata.com
Tel:+81-50-3684-4009
■サステナビリティ戦略について
総務広報室 サステナビリティ推進部
Email:sustainability@inabata.com
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