情報セキュリティ

DX推進

情報セキュリティ

方針・基本的な考え方

稲畑産業グループは、情報セキュリティの重要性を認識し、情報セキュリティリスクから当社グループの情報資産を保護することを目的として、情報セキュリティに関する基本的な事項を「情報セキュリティ規程」に定めています。また、情報管理手続きを定め、全社員に向けたマニュアル等を整備しています。規程の内容については随時見直しを行い、新たなリスクやテクノロジーに対して柔軟に対応しています。

体制

社長を委員長とするコンプライアンス委員会の下部組織として、情報セキュリティ部会を設置しています。各営 業本部および管理部門で任命された情報セキュリティ管理者が、情報セキュリティ部会に対して、規程・規則・細則の遵守状況を定期的に報告しています。また、昨今高度化するセキュリティインシデントに対して、迅速かつ正確に対応するためにセキュリティ対応チーム(IK-SIRT*)を立上げ、社内外の情報連携を強化しています。

*IK-SIRT:当社のシンボルIKとSecurity Incident Response Teamを合わせた用語

教育

嘱託・派遣社員・他社への出向者・他社からの出向者を含む、当社のすべての役員および従業員に対して、情報セキュリティ部会が定期的に情報セキュリティ教育を実施しています。

新入社員向け研修資料

社内インフラにおける情報セキュリティ

コロナ禍や働き方改革の推進により、リモート環境からの業務が急激に増加しました。このような変化に対応するため、従来のウイルス対策ソフトだけでなく、端末の挙動を監視するエンドポイントセキュリティシステムを導入し、外部セキュリティセンター(SOC)による24時間/365日の監視を行っています。

DX推進

稲畑産業グループの中期経営計画「NC2023」の中で、主要重点施策の一つとして「グローバルな経営情報インフラの一層の高度化」を掲げています。情報セキュリティの高度化とDXの推進は両輪の取り組みです。

DX戦略基本方針

グローバルな経営情報インフラの一層の高度化
  • 新たな技術トレンドを取り入れ、デジタル化を一層推進し、業務の変革と効率化を図る(DXへの取組み)
  • セキュリティ高度化やBCP 、新たな働き方にも対応した経営情報インフラをグローバルに構築

体制・人財

システム部門を刷新、デジタル人財の確保・育成を推進

2022年4月、DXをさらに推進するため、各営業本部からビジネスリーダーを全社プロジェクトに選出しました。経営情報の分析可能な人材を育成します。また、従来のシステム部門をDXにより特化した組織に刷新しました。

DX認定

2023年3月1日、経済産業省が定める DX(デジタルトランスフォーメンション)認定制度*に基づく「DX認定事業者」に認定されました。

*DX 認定制度とは、経済産業省が企業の DX に関する自主的な取り組みを促すため、「情報処理の促進に関する法律」に基づき、「デジタルによって自らのビジネスを変革する準備ができている状態(DX-Ready)」であることを確認できた企業を認定する制度です。

DX認定制度(経済産業省)