方針・基本的な考え方

稲畑産業グループの事業活動は、多種多様な生物が様々な関係でつながることにより生まれる生物多様性の恵みである生態系サービスを享受しているとともに、生物多様性にさまざまな影響を与えています。この認識に基づき、水資源の効率的な使用や使用量の削減、森林・水産等の自然資本の持続的な利活用など、事業活動および社会貢献活動等を通じて、生物多様性の保全に努めています。
マテリアリティにおいても「自然資本の持続可能な利活用」を掲げています。

体制(ガバナンス)

環境マネジメントの「体制(ガバナンス)」をご参照ください。

イニシアティブへの参画

国内のイニシアティブに参画し、様々なステークホルダーと協働して、生物多様性の保全に向けた取り組みを推進しています。

主な取り組み:MSC/ASC認証品の取り扱い

持続可能な自然資本の利活用として、水産資源や環境に配慮した持続可能な漁業で獲られたMSC認証水産品や、持続可能な養殖で生産されたASC認証水産品の取り扱いを進めています。主に、環境に対する意識の高い欧米市場向けに販売しています。

MSC認証ホタテ

主な取り組み:経団連自然保護基金への寄付

公益信託 経団連自然保護基金は、生物多様性保全に関わる自然資源管理、希少動植物の保護や植林・環境教育など、NGO等の民間組織が行う環境に関するプロジェクトに対して、助成事業を通じて支援する団体です。
当社は、経団連自然保護基金の趣旨に賛同し、継続的に寄付を行っています。本寄付を通じて、世界各国の自然保護活動を支援しています。

公益信託 経団連自然保護基金