2001年06月06日

お知らせ

稲畑産業・住友化学、液晶用偏光板で台湾に現地法人設立。

稲畑産業株式会社と住友化学工業株式会社(本社:東京、米倉弘昌社長 http://www.sumitomo-chem.co.jp )は台湾での液晶用偏光板の加工販売を強化するため、このほど現地法人「住華科技股有限公司」(高雄市、資本金2,900万台湾ドル)を均等出資で設立した。

新会社は2002年度に13億台湾ドル(約48億円)、2004年度には25億台湾ドル(約93億円)の売上を目指し、台湾のTN/STNとTFT型用偏光板市場のシェア20~25%(売上ベース)獲得を狙う。

台湾のTN/STNとTFT型用偏光板の2001年度の市場規模は推定約45億台湾ドル(約167億円)だが、2004年度には100億台湾ドル(約370億円)以上への拡大が期待されている。

稲畑産業は1996年10月に台湾・高雄市の楠梓加工区でTN/STN型LCD(液晶ディスプレー)用偏光板の加工販売を開始。2001年に入りTFT型用偏光板の加工販売にも着手した。

稲畑産業情報電子本部の中野佳信本部長は「今回の合弁事業を機に、一層、東アジアでの偏光板販売に力を入れていきたい」と話している。

【新会社の概要】
会社名 住華科技股有限公司
(SC-IK TECHNOLOGY CO., LTD.)
所在地 台湾・高雄市楠梓加工区経三路31号
資本金 2,900万台湾ドル(約1億730万円)
株主 稲畑産業(50%)、住友化学工業(50%)
代表者 田中周向 (稲畑産業)
設立日 2001年6月1日
従業員数 約80名

本件に関するお問い合わせは下記へ
■ 稲畑産業株式会社 PR・IR推進室
E-mail:info@inabata.co.jp
(大阪)TEL:06-6267-6087 担当 嶋仲
(東京)TEL:03-3639-6544 担当 鵜殿


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