2001年10月27日

お知らせ

稲畑産業が関連会社2社を統合 ― 合成樹脂部門を強化へ ―

稲畑産業株式会社(本社:大阪、稲畑武雄社長)は27日、合成樹脂事業の関連会社である関西化成株式会社(KSK、本社:東大阪市、上田康夫社長)と稲畑ホームプロダクツ株式会社(IHP、本社:東京都中央区、菅沼利之社長)を業務統合することを明らかにした。今回の業務統合は関連会社の重複事業の見直しなど稲畑産業が進める合成樹脂事業の強化戦略の一環で、合成樹脂製品販売力のより一層の充実強化を目指す。

統合方法は営業譲渡で、関西化成を存続会社とし稲畑ホームプロダクツの全営業権を譲渡する。11月下旬に臨時株主総会を開き、営業譲渡は2001年1月1日実施される予定。業務統合により、関西化成は従来の大手スーパーマーケット・チェーンなどに加え、ホームセンター・チェーンなどの取引先を引継ぎ、販路を拡大。また合成樹脂フィルム製品に加え、合成樹脂雑貨を引き継ぐことで、プラスチック素材を中心とした家庭日用品メーカーとしての広範囲な品揃えを実現する。一方、両社の総務業務共有化などで経営効率化を進める。

関西化成株式会社は1968年7月設立。合成樹脂原料の販売や合成樹脂製品の加工販売を行い、大手量販店やコンビニを主要販売先とし、ポリ袋など主としてフィルム製品を販売。99年度の売上高は52億9000万円。

稲畑ホームプロダクツ株式会社は1993年5月設立。合成樹脂雑貨の製造販売を行い、ケーヨーなどホームセンター・チェーンを主要販売先とし、家庭日用品など主としてプラスチック成型品を販売。99年度の売上は14億9000万円。

稲畑産業株式会社の合成樹脂第二本部長・金子證氏は、「プラスチック素材を中心とした家庭日用品メーカーとして幅広い品ぞろえを持つことで顧客に対しより商品提案力のある会社として、年商100億円企業を目指したい」と話している。

【営業譲渡の概要】
稲畑ホームプロダクツの全営業権を関西化成に譲渡

【日程】
稲畑ホームプロダクツの全営業権を関西化成に譲渡
2000年 11月1日(予定) 営業譲渡契約書締結
11月 下旬(予定) 臨時株主総会
2001年 1月1日(予定) 営業譲渡

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このリリースに関するお問い合わせは下記へ
■ 稲畑産業株式会社 PR・IR推進室
E-mail:info@inabata.co.jp
(大阪)TEL:06-6267-6087
(東京)TEL:03-3639-6544


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