2002年07月25日

お知らせ

水産物加工販売の大和食業を傘下に。


稲畑産業株式会社(本社:大阪市、稲畑武雄社長)は25日、関係会社で水産物加工販売業の株式会社ダイショクが、同業の株式会社大和食業の株式の80%を、残りの20%を稲畑産業が取得した、と発表した。

大和食業は稲畑産業のグローバルネットワークを活用、多様な顧客ニーズに合わせた材料調達や加工が可能となる。稲畑産業は小売店に幅広いネットワークを持つ大和食業と組むことでダイショクの取扱商品を多様化させる考えで、特に大和の加工技術を利用した付加価値の高いエビ事業を展開する。

ダイショクの須田勇夫社長が大和食業の社長を、ダイショクの澤田道男取締役営業部長が大和の常務取締役を兼務する。

ダイショクと大和食業の昨年度の売上は計約50億円。今後は主力のエビに加え、ウニ、サーモンや貝類などの販売を強化し、2005年度には70億円の売上を目指す。

大和食業は1984年の設立。稲畑産業との関係は1986年、大和食業の岡岩雄前社長が開発したエビの自動加工装置を使い、稲畑産業が東南アジアから加工済みのすし用冷凍エビの輸入を始めたことから両社の関係が始まった。

稲畑産業の佐藤精一食品本部長は「これまでダイショクの加工拠点はすべて海外だったが、今後は大和のネットワークを使った国内での加工も可能となったため、少量でも顧客のニーズに細やかに対応できるようになった」と話している。

「ダイショクの会社概要」
本社 :大阪市西区南堀江3-12-17
社長 :須田勇夫
設立 :1980年2月
資本金 :1千万円
従業員数 :11人
売上高 :33億円
「大和食業の会社概要」
本社 :香川県木田郡牟礼町牟礼2136-8
社長 :須田勇夫
設立 :1984年3月
資本金 :1千万円
従業員数 :7人
売上高 :13億円

このリリースに関するお問い合わせは下記へ
■ 井之上パブリックリレーションズ
稲畑産業広報担当 :河端(akikok@inoue-pr.com)
:皆見(minamiru@inoue-pr.com)
TEL :03-5269-2301


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