2007年12月27日

お知らせ

不適切な取引の発生につきまして

 この度、弊社合成樹脂第二本部の元営業マネージャーが、取引先への資金融通を目的として実態の無い仕入れを行って棚卸資産を過大に計上した上、同資産を減少させるべく実態の無い売上を計上する、という極めて遺憾な事態が発生いたしました。
 
 弊社といたしましては、問題の概要を今月17日、東京・大阪証券取引所にて情報開示するとともに、外部メンバーも含めた調査委員会を設置して鋭意調査を進めてまいりました。同委員会の調査報告に基づく問題の詳細を、26日、両取引所にて開示いたしました。
 
 今後は関係者に対する厳正な処分を行うほか、この度の不適切な取引を防止できなかった弊社の内部統制や業務管理上の問題点を徹底的に洗い出し、実効性のある改善策を取りまとめる所存です。
 
 弊社では、かねてよりコーポレート・ガバナンスの充実を経営の最重点課題の一つとして取り組んでまいりました。それにもかかわらず、この度のような不祥事を未然に防止できなかったことを深く反省いたしております。お取引先様はじめ、株主様、関係各位の皆様全てに多大なご心配とご迷惑をおかけいたしましたことを心よりお詫び申し上げます。
 
 同じ過ちは二度と繰り返さない、という固い決意とともに、全社員が一丸となって新たな社内体制の構築に取り組む所存でございますので、何卒、今後ともよろしくお願い申し上げる次第でございます。
 

代表取締役社長 稲畑 勝太郎



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