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海外駐在員レポート

シンガポール国旗

SINGAPOREシンガポール

岩橋 建太朗

岩橋 建太朗IWAHASHI KENTARO

所属:
Chemical & IE Division Manager,
Inabata Singapore (Pte.) Ltd.,

2008年入社/経済学部卒

  • 2008年4月
    情報電子第一本部(東京)に配属
  • 2008年7月
    情報電子第一本部(三重営業所)に異動
  • 2012年
    情報電子第三本部(大阪)に異動
  • 2020年
    INABATA SINGAPOREに出向

現地での仕事やミッション

稲畑シンガポールのChemical&IE divisionでは、情報電子第一本部・第二本部・第三本部、化学品本部、生活産業本部の5つの本部を担当しています。東南アジア地域ではまだまだ合成樹脂本部の売上比率が大きく、これら5つの本部での売り上げと売上比率の拡大が私の大きなミッションです。また、稲畑シンガポールはシンガポールのみならず、マレーシア、インドネシア、ベトナム、タイなどの東南アジア市場ならびにインド市場も営業範囲であり、各国での新規ビジネスの獲得に向けて日々営業活動を行っています。

海外ならではの商売の面白さや難しさ

日本では1つの本部に配属され、その部署の商材を扱って仕事をしますが、稲畑シンガポールでは5つの部署のビジネスを一手に引き受けて担当しています。入社以来、一貫して情報電子部門にいたので、全く知識のない商材やビジネスに携われることが新鮮でもあります。特に日本にいる各本部の方々とのやりとりも増えたことで、仕事を任されている責任感を感じつつも、各部署の業務達成の一翼を担えていることに充実感と楽しさを感じています。わからない事も多くありますが、経験豊富なナショナルスタッフに日々助けて頂いております。

現地での印象的なエピソード

天然資源をほとんど持たないシンガポールは、「人材は唯一の資源である」として繁栄を遂げてきました。多民族国家ではありますが、ネイティブのシンガポール人は何をするにも非常に穏やかで友好的な印象があります。そんな中、シンガポール人とのゴルフ接待中に聞いた言葉が面白く、印象に残っています。それは、「前の組が韓国人(スロープレー)、後ろの組が日本人(プレーファスト)だと板挟みにあって非常にやり難い」というコメント。多文化の中で仕事をすることは、ゴルフの場でさえも各国の文化や特徴を気にする必要があるのか、と驚きました。今後、さらなるグローバル化が進む中で、さまざまな国や地域の文化や性質、特徴を学ぶことも重要だと学びました。

今後稲畑産業でチャレンジしたいこと

現在の稲畑産業の売上規模および海外売上比率の達成、そして、さらなる事業拡大を実現するには、海外現地法人で働くナショナルスタッフの存在がとても大きく、今後も重要な要因になりうるだろうと、海外駐在を経験して実感しています。この先、私自身はどの拠点で働くことになるのか今はわかりませんが、自分に与えられた実務面の仕事のみならず、常にナショナルスタッフとその家族が幸せになれるよう最大限努力していくことが今感じている目標の一つです。

\ 現地での休日ごし /

休日は子供の習い事の送り迎え、公園遊び、接待ゴルフがメインですが、最近は日本人サッカーチームに入り、リーグ戦に参加しています。試合開始が昼間かつ40分ハーフのため毎回苦しい思いをしていますが、週末が近づくにつれてウキウキしてしまいます。