黒田達彦イメージ
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KURODA TATSUHIKO
財務経営

プロフェッショナル職黒田 達彦

  • 財務経営管理室
  • 経理2部 部長
  • 1998年入社/経済学部卒

PROFILE

スキーとバイト三昧の大学生活を送った後、稲畑産業の社員の雰囲気のよさ、社是「愛敬」から人を大切にする企業だと感じ入社を決める。入社後、財務経理本部大阪経理部経理課に配属。2000年同部東京財務グループに異動。2007年海外事業統括室に異動。2008年から4年間台湾へ赴任し、2012年財務経営管理室経理部連結経理課へ経て2021年から現職。

稲畑産業にハマるまで

不本意だった部署が
仕事の面白さを教えてくれた。

今でこそ当社グループの制度会計を任され、この仕事のおもしろさもやりがいも感じていますが、そう思えるまで長くかかりました。商社で働く限りは営業で活躍したいと入社したにも関わらず、配属先は経理部。当初は仕事内容に興味も持てず、飲みに行っては愚痴っていました。でも、同僚からの「まだ何も成し遂げてないんだから、愚痴るなら数年がんばってみてからじゃないか」という一言に感化され、まず3年は頑張ってみようと気持ちを切り替えることに。すると、少しずつ見える景色が変わってきました。途中、部署の異動で資金調達や外国為替を担当するなど仕事の幅も広がったことで、社内全体が俯瞰できるようになり、管理部門の仕事の面白さがようやくわかってきました。以降、営業職に誘われたこともありましたが、「このまま管理部門としてキャリアを積んだ方が会社的にも自分としてもプラスになると思います」とお断りしたこともありました。その判断は間違ってなかったと思います。

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商売にハマり、型にはハマらない

見ているのは数字だけじゃない。
人を繋ぐ“管理のジェネラリスト”。

現在は稲畑産業本体の決算だけでなく、当社グループ全体の連結決算を実施する経理2部の責任者や国内子会社2社の監査役を任されるなど、入社以来、一貫して経理・財務畑を歩いてきました。当社は商社であり、新入社員のほとんどは営業志望での入社のため、長年管理畑にプロパー社員がいるのは結構レアなケース。だからこそ、今はそれが強みになっていると思います。長年の管理部門で培った経験や人脈、海外駐在経験や現在の会社を俯瞰できる経理の責任者という立場を通して、子会社を含めグループ全体を広く深く理解してきました。これらを活かし有益なサポートや様々なソリューションの提供、適時・適切な決算を対外公表することで会社に貢献していると自負しています。また、1998年の入社から25年間、いろいろなポジションで社内外の人たちと仕事をしてきました。それゆえ、本社とグループ会社、自部署と他部署、上司と部下など、さまざまな関係性をうまくつなぐ調整役という働きができることも、自分自身の付加価値になっていると思います。いわば、私は経理のプロフェッショナルではなく、ジェネラリストだと思っています。部内には私より専門知識や実務に長けたメンバーもいるので、そこは得意なものに任せて、自分ならではの強みを活かし、“管理のジェネラリスト”として今後も活躍していきたいと思っています。

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商売にハマり、型にはハマらない

成長企業を管理部門の立場から強力サポート。
再びの海外赴任で完全燃焼を!

2008年から台湾に海外駐在し、この4年間は日本では得難い貴重な経験を積むことができました。営業の最前線で管理の駐在員としてマネージメントするおもしろさを知り、私自身も大きく成長する転機だったと思っています。ただ、期間も短く、人間的にも仕事的にも未熟で不完全燃焼での帰国となったことが今も悔やまれます。稲畑産業は2030年頃に売上高1兆円以上を達成するという大きな目標を掲げており、その目標達成のためには海外でのビジネスの拡大は必須ですが、そこには多くのリスクや乗り越えるべきハードルが存在すると考えています。もし叶うのならば、もう一度海外駐在し、伸びゆく海外事業を管理部門の立場から強力にサポートし、会社目標の達成に貢献したい。「やり残したことはない!」と断言できるくらい完全燃焼したいと思っています。

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╲ 社員一問一答 /

  • これだけは誰にも負けない!ということは?

    (稲畑産業の)経理マンとしてのバランス感覚

  • リフレッシュの方法は?

    娘と遊ぶ、気の合う仲間との飲み会、ジムでの筋トレ

  • 稲畑産業のここが好き!

    人を大事にしているところ

  • 商社に勤めていなかったら何になっていた?

    今でも厳密には商社マンではないと思いますが、他に内定をいただいていた専門商社で商社マンをしていたかもしれません