稲畑産業株式会社 社内報「いなほ」213号
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稲畑の良さは世界共通?人・文化・自由を好きと答えた割合は、国内・海外共に同じくらい!社長 今回の企画は、本社の社員だけでなく、海外拠点のナショナルスタッフの声も広く集めたという点で新しい試みであり、大変興味深く読ませていただきました。 忙しい中、幅広い世代や地域の方々から多数の回答を寄せて頂き、「いなほ」編集部になりかわり厚く御礼申し上げます。回答内容を編集部が「人」「文化」「自由」という3つのキーワードでまとめてくれていますが、回答内容と当社の行動基準であるIKValuesとの間に多くの共通点が見られるのは、決して偶然ではないと思います。なぜなら、IK Valuesは当社創業120周年にあたる2010年に、当時の若手・中堅メンバーが中心になって10年後のビジョンを考える「2020プロジェクト」の中から生まれてきたものであり、そこには「10年後にも残しておきたい当社の良さ」や「こうありたいと願う姿」といった現場の思いが込められているからです。 あれから5年余りが過ぎ、数多くの社員が新たに当社のメンバーに加わりましたが、アンケートの結果を見て、IKValuesの浸透が進んでいる、とまでは言えないにしても、少なくとも次の世代に受け継がれつつあるとの手ごたえを感じています。また回答内容に国内外の社員間の差がほとんど見られなかったのは、文化的背景の多様性を考えると少し意外でしたが、心強い結果でした。 組織風土というのは会社の目に見えない重要な資産ですので、これからも良き企業風土の醸成により一層力を注いでいきたいと思っています。給料への満足度の高さや有給のとりやすさなど、社員への待遇、勤務条件のよさを稲畑の魅力として挙げている声もありました。しかし、国内・海外拠点別に集計しても「人」、「文化」、「自由」のいずれかを稲畑の好きなところとして挙げている方が多く、割合で見ると国内拠点で約80%、海外拠点で約85%とほぼ同数になりました。たとえ拠点が違っても、IKの魅力は国境を越えて同じように感じられるようですね。稲畑勝太郎約85%世界に広がるIKの心を大切に。T op Message約80%ふむふむいろんな意見が集まりました5海外国内間関係についての回答です。「アットホーム」、「上下関係や部署を問わず仲が良い」、「100%挨拶を返してくれる」などの声がありました。また、海外拠点でも「親しみやすく働きやすい(北東アジア)」、「職場を離れても家族のように付き合える(東南アジア)」と、良好な人間関係を魅力に捉えているようです。■その他、「愛社心がすごいので一体感がある」、「会社を愛する人が多い」と、社員の愛社精神の強さを魅力に挙げる方もいました。

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