ニュースリリース(2018年06月13日)

特許取得の新発光材料(超高輝度・耐水蓄光顔料)を販売開始

エルティーアイ社と代理店契約を締結


 稲畑産業株式会社は、蓄光(ちっこう)顔料・製品メーカーのエルティーアイ株式会社(本社:京都市、以下LTI)の、特許を取得した耐水性に優れた蓄光顔料や蓄光製品を7月より国内外で販売開始します。

 LTIは蛍光灯やLED光を蓄えて発光する蓄光シートを独自開発(特許第4130939号)。同シートを使用した避難誘導標識は消防庁の認定も受けており、粘着テープ状に加工することで手すりや通路、消火器などの非常用品に容易に貼ることができるほか、生活用品への応用も期待できます。
 通常、蓄光顔料は水に触れると化学反応を起こし発光機能が損なわれるため、屋外用途などでは耐久性が問題となりますが、LTIが新開発した蓄光顔料は耐水処理を施すことで従来品の1.2倍程度明るく発光することも特長の一つです。(特許第5967787号)。

 蓄光顔料には硫化亜鉛系とアルミン酸系の2種類がありますが、LTIは比較的環境にやさしく亜鉛系に比べて相対的に数倍以上明るいとされるアルミン酸系の蓄光顔料のみを取り扱っています。この蓄光顔料は20分間光を照射すると一般的に人が視認できるとされる10ミリカンデラ(mcd/m2)以上の明るさで約12時間発光することが可能です。
 従来、国内の小規模店舗は電気式の誘導灯の設置が義務づけられていたものの、2009年12月の消防法改正により高輝度蓄光式誘導標識の設置も認められるようになりました。
 誘導灯に比べ蓄光式誘導標識は設置コストを約7割削減することが可能で、コンビニなどの避難表示用にLTIの蓄光製品の需要を見込んでいます。
 一方、釣り具や道路標識向けなどの屋外用には耐水加工を施した蓄光顔料・製品の需要が見込まれます。
LTIの蓄光顔料の価格はグレードによりますが従来品の半額程度を予定しています。
 従来、蓄光顔料は大変高価であったことから用途が限られていましたが、樹脂や塗料などの添加剤として使用することで、照明用のスイッチなど生活用品向けの新たなニーズの開拓も見込んでいます。

関連リンク:
情報電子第三本部
情報電子第三本部 第一営業部
エルティーアイ株式会社

お問い合わせ先:
稲畑産業株式会社 情報電子第三本部第一営業部
担当:筒井
Email: tsutsui.noriaki@inabata.com
Tel:+81-050-3684-4035

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