いなほ211号
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浜離宮「中島の御茶屋」にて日本の抹茶はいい香りがします 今年のリヨン経営大学からの留学生は、ヤン・ドンシェンさんです。この記事はヤンさんご本人が日本語で書かれました。ヤンさんは「菊と刀」という本で日本の価値観を好きになったそうです。日本文化との初めての接触 子供の頃、祖父から色々な日本のことを聞きました。私の祖父は満州で生まれ、日本人の子供と一緒に学校で勉強しました。祖父が「日本の人々はとても親切」と言いました。「ひと」、「いぬ」、「うみ」のような日本語の単語も少し教えてくれました。その中で、一番私の興味を引いたのは日本歴史の話でした。その時から、私はずっと日本のことをもっと知りたいと思っていました。 当時の中国では日本についてのテレビ番組がたくさんありました。一般的な外国旅行の番組では外国の写真と映像とです。外国での日本のイメージ 外国に住んでいた時、たくさんの国に行きましたが、各国で日本に対する色々な見方を知りました。中国には二つ反対の意見があります、年配の人は日本があまり好きではありませんが、若者たちはインターネットで日本の現況を見て、日本はいい国だと思っています。この若い人たちはこれから社会の中心になりますから、日本の人気も上昇していくでしょう。 フランス人は、日本の経済と歴史をあまり知りませんが、日本の文化に興味を持っています。フランスでは寿司の店は何処にでもあります。若い人は武術が好きで、年を取った人は盆栽が好きです。「日本」という言葉はいつも良い印イメージ象を伴っています。 私は今から日本で六ヶ月間研修しますが、もっと日本の社会と文化を知りたい、そしてたくさん人と話したい、日本語がもっと上手になりたいです。皆さん、これからどうぞよろしくお願いいたします。した。そして戦国時代のことがよく分かりました。とても面白い歴史だと思います。一番好きな武将は上杉謙信です。他のドキュメンタリーも見て、日本の茶文化と刀のことも少し知りました。私を変えた日本の価値観 15歳からこれまでの六年、私はずっとヨーロッパに留学していました。社会学の見地から見れば、ヨーロッパの価値観は個人パフォーマンスと自分を示すことを強調しますが、日本の価値観は他人を尊重します。私は日本の価値観が好きです。スーパーヒーローは良いですが、グループは協力がなかったら進めません。団体の中で人が自分のことよりもっと他人のことを考えることは正しいと思います。最初は「菊と刀」の本で日本の価値観について読みました。また大学の米山先生からも日本人の考え方を教わりました。中国人も団体を重視しますが、「面メンツ子」を大事にしますから、チームワークの時に自分の間違いを認めるのは難しいことです。 日本の自己訓練の観念は私に大きな影響を与えました。日本の茶道や武術を見ると、自分でいつも体と心を訓練することが大切だということが分かります。私は自分に厳しいです。15歳の時一人で中国を離れ、自分に試練を課してきました。この六年間私はフランスの文化、歴史と哲学を学びました。中国の文化も勉強しました。将来、国際ビジネスの仕事をしたいので、勉強は私にとって一番大事なこが流れていました。テレビを見て、日本の建物と中国の建物はよく似ていますが、中国のお茶は茶葉そのままですが日本のお茶は粉末、そして日本の能楽は中国の京劇とは違うことを知りました。私はこのすべてを気に入りました。もっと日本のことを知る 中学の時、日本のアニメは中国の学校で大人気でした。毎日テレビで「ポケモン」と「ドラゴンボール」の放送が見られました。日本の「ウルトラマン」と「仮面ライダー」のドラマも流行していました。日本の文化は中国でずいぶん発展し、中国の若い人にとって、日本文化はアメリカの文化よりもっと親しみやすいものになりました。しかし私はまだほかのこと知りたいと思って、「信長の野望」というゲームをしました。去年の大河ドラマ「軍師官兵衛」も見ま日本の文化・価値観に魅せられて12リヨン経営大学Yang Dongchenヤン・ドンシェン「菊と刀」という本で日本文化を勉強する

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