いなほ208号
9/12

日本の和の精神を学びたい財経北村哲也さんとのインタビューFan Chenjiayiファン・シェンチャイ日本語学校のみんなと深大寺にてリヨン経営大学からの留学生、チャイさんに日本での生活で学んだことを、語っていただきました。※この文章は、チャイさんご本人が日本語で書かれました。日本は安全で和やかな国です 初めに、日本語の授業中に、こんなことがありました。先生が私たちに「ような」を使って文を作るように言いました、私のパラグアイ人の同級生は「日本のような安全な所協力が必要です。一方で、中国人やフランス人は、個人のパフォーマンスを重視します。同僚間の競争ももっと激しいです。また、商社はいつも伝統文化と新しいビジネスのバランスを大事にします。稲畑も、創業の歴史を誇りに思って、IK Valuesの一つとして「世界の人々と価値を共有し、そこに暮らす人々と共に発展する」を掲げ、典型的な日本の「和」を反映しています。しかし同時に、最先端の新規ビジネスを創造しています。昔、私は日本の会社は保守的で、日本人は内向的だと思っていました。実際は、稲畑はとてもモダンでグローバルな会社です。社員もオープンマインドで、賢くて、社交的な人たちです。一言でいうと、「どんなに遠くに行っても、出発点を決して忘れない」ということは、商社の「和」だと強く感じます。 私も将来仕事をする時に、商社のように「和」の精神を大事にしたいです!「和」を反映する日本人のコミュニケーション 「和」は日本人のコミュニケーションに重要な要素だと感じます。会話の中に、いつも謙虚な態度を持っています。具体的には、日本人は謙譲語を使って、自分を低い位置に置きます。一方で敬語を使って、対話者の位置を上げます。以前、私は日本人は上司に向けてだけ敬意を示すと思っていました。しかし、稲畑で研修をした数ヶ月間、上司や先輩でも、いつも私をチャイさん、あるいはチャイ様と呼びました。最初、それに全然慣れませんでしたが、共生をするために、相互尊重を持っていなければならないと、今は理解してきました。それに、「他人を邪魔しない」が日本の「和」の核心だと思います。日本人は大変頻繁に謝罪をします。彼らの過ちではない場合でも、「すみません」と言います。一方フランスでは、全く違います。知っているかもしれませんが、フランス人は世界で文句を言うことが一番好きな人たちです、天気や政府や社会や全てのものに文句を言います。問題が発生した時、ほとんどのフランス人は自分以外の全てを責めます。もし、少し日本の「和」を学べれば、フランスの経済はもっと良くなると思います! ところが、日本で困ったこともあります。夜になると、駅や電車で酔っ払いの人をよく見ます。行動も平常とは全然違います。時々うるさくて、いやな気分になります。日本人がお酒に弱いからかもしれませんが、主な理由は日本人がいろいろなルールを守っていて、和のために文句を言わないので、いつもストレスをためているからではないかと思います。このような行動は、逆に日本の和を破壊すると感じます。商社の中の「和」 商社の中にも、「和」が遍在します。「稲畑では同僚間の競争はあまりありません」と、内田さん(化学)も藤原さん(情1)も私とのインタビューの時に、そう話しました。実際、稲畑では、会社が大きい目標を持って、その中で、各社員が小さい目標を目指します。だから、その大きい目標を達成するために、情報の共有とに住みたいです」と言っていました。安全、それは私の日本についての第一印象でもあります。日本に着いたばかりのころ、日本人がレストランでカバンを席に残したままトイレに行ったり、財布をズボンの後ろポケットに入れているのをみた時、非常に驚きました。もしフランスや中国でそうすれば、その瞬間にカバンや財布を盗まれます。それから、フランスで夜に一人で歩くのは危ないです。日本では、私は毎日一人で家へ帰ります。夜遅くの時もよくありますが、全然危険な状況にありませんので、いつも安心と感じます。この安全な環境は日本の和の精神の条件でもあり、結果でもあります。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です