いなほ208号
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9 アイ・アンド・ピー㈱では、自動車関係の顧客に納めるプラスチック部品の成形をおこなっています。今後さらに、生産を増やし顧客の拡大をするために、宮城県の地域企業支援策である「みやぎ自動車産業振興アドバイザー制度」を活用して小集団活動【改善活動】に取り組んでいます。 当初は問題点の捉え方すら分からない状態の中、手探りで活動を行っていました。アドバイザーである元自動車部品メーカーOBの講師の熱心で的確な指導を受け大きく変化していきました。改善の手法を学ぶことにより、それぞれのチームが独自で問題点を抽出し、改善策を考えられるまでに成長しました。 現在アイ・アンド・ピーには3つの小集団が活動しています。「生産効率化チーム」では不良率の高い製品に着目し、半年以上にわたり活動した結果その製品の不良率を4%以上削減することに成功しました。「在庫削減チーム」では、在庫を10%削減するなど成果を上げています。また「5Sチーム」は精力的に工場内パトロールを行い、安全と品質の維持向上に努めています。これら小集団活動は、会社の生産改善に成果を上げるだけでなく、活動メンバーがお互いに刺激を受け、自ら考え行動するという効果を生んでいます。 活動は参加者全員がそれぞれに多忙な業務を抱える中で行っています。限られた時間でも集中して議論し作業することにより、成果を上げることができています。本当に素晴らしいことだと感じます。今後も改善を深め会社を成長発展させるよう、息の長い取り組みとして続けていきたいと思います。関西高分子工業株式会社 関西高分子工業㈱は1935年創業、お客様のご要望に沿ったIPPやPEの包装製品の製造を手掛けてきました。近年は食品業界向けに、新製品および食品メーカーの要求する品質規格に対応した製品を供給すべく全社一丸となって取り組んでいます。 2013年、冷凍食品向けのインフレ3層品(メタロセンPE/PP/メタロセンPE)の新製品「ハイブリッドフィルム」を開発しました。このフィルムは、冷凍パスタ、冷凍麺向けのもので、従来のラミネート製品をインフレ3層で開発できないかと、お客様から依頼を受け2012年より開発を続けてきました。  2013年2月の納入開始以後も、改善と工夫を繰り返しながら、2014年8月から新規の原料配合でも取り組みを進めています。まだまだ改良が必要な点もありますが、年内上市に向けて頑張っています。冷凍食品向けの包材で新製品を開発でアイ・アンド・ピー株式会社現場がイキイキ!PEのシール性とPPの剛性を併せ持つ高剛性ヒートシーラブルフィルムです。メタロセンPEの持つ高いヒートシール性能により、自動包装ラインにも高い順応性を持ち、PPの高剛性により縦横のピロー包装にも適正を示します。現状OPP/CPPを使用したラミネートフィルムの代替品として開発しました。ハイブリットフィルムの特徴主な用途サイズ●フィルムの厚み50μ~70μ ●チューブ幅 500mm~900mm 表面コロナ処理 可能(シート成形時処理面は内側)●冷凍食品用ピロー包装フィルム●他各種自動包装による自動包装フィルム小集団活動※小集団活動…企業内で少数の従業員が集まったグループを結成し、グループ単位で様々な改善活動を行う、従業員経営参加方法の一つ。「ハイブリッドフィルム」もっと安全に高い品質を維持するためにはどうすれば?積極的な意見交換が必要ですね!

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